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  • 執筆者の写真oishi mai

県西ジェンダーカフェ開催!

性犯罪、特に痴漢問題から考える加害者心理と社会の問題について学びました。

講師の斉藤先生から聞く臨床の場での被害者のお話は生々しく、想像を絶して辛いものでした。


痴漢にあったことで不登校になった子どももいます。自分の娘がそんな目にあったら・・と考えるだけで、本当にゾッとします。


痴漢という言葉は軽い、電車内性犯罪だ、という先生の言葉は、臨床の場で被害・加害に向き合われているからこその言葉だと思います。

痴漢の加害者の99.8%が男性であり、"性欲から魔が刺して"というケースはほとんどないこと、支配欲や所有欲など、様々な欲望が凝縮した行為であるということにも驚きました。


誤った欲望を生みだす土壌が、男尊女卑社会の中でつくり出されていること、

加害者を行為に走らせる"認知の歪み"、

まともな性教育を受けていないことが誤った認識をつくること、

加害者の治療と被害者支援が車の両輪であることなど、


被害も加害も自己責任の問題にせず、社会の歪みからうまれた問題として、社会制度の改善や治療を通して解決していこう、という先生の姿勢に、とても共感しました。


資料として、日本共産党が調査した痴漢被害のアンケートも紹介されました。

臨床の現場の感覚としても、実態と合っているそうです。


東京や大阪、北海道でもアンケート調査をしていますが、東京のものをご紹介しておきます👇

https://www.jcp-tokyo.net/2021/0306/55517


チカンという日本語は、海外でもスシ・テンプラ並に知られているそう。そういう日本語は知られてほしくないですね。

自分にできることから、また頑張っていきたいと思います。



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