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  • 執筆者の写真oishi mai

読書・散歩・イメトレしつつ

予定日まであと10日🙌


今のうちに!と読書しています。

パパ権宣言、とっても面白かった📙

パパでもママでも楽しめる一冊。


日本では"家族の問題は家族で解決"という自助・共助の考え方が根強いけれど、ヨーロッパは方向性を転換した。追求されたのが"父親の子育て参加"。


女性が働き、地域社会や大家族というネットワークがなくなりつつある中で、父親の子育て参加こそが鍵だ!と。


そして家族は社会を支える一番小さな、そして核となる存在だからこそ、そこが不安定になると社会全体が不安定になる。

だからこそ公的に支援するのだ、と。


具体的には、父親をできるだけ早く家に帰すこと。労働時間の短縮。

1980年代にはすでに国策として進められていたとのこと。日本との差に唖然😭


フランスでは法律で週35時間労働制。ドイツも同様。

デンマークやフィンランド、チェコでも、4時や5時に父親が家にいるのが当たり前だそうだ。


お給料が〜とか経済が〜という意見が出そうだけれど、日本はこれだけ働いても、平均賃金はドイツやフランスなどより下。OECDの平均賃金より下回ってる。

そして先進国の中で珍しく、実質賃金指数は20年以上下がり続けてる。

労働時間と賃金は比例しないんですよね。。


この本は2006年出版、今から15年以上前に書かれているけど、著者の3人が主体的に子育てに関わっている様子や目指す社会のあり方・考え方は、今読んでも全然古くない。

ということに驚き😂


この15年で若干の進歩はあるにせよ(幼保無償化とか)、父親が子育てに参加しやすい社会になってるとはとても言えないですよね。

日本の男性の育休制度は世界一とも言われているのに、取る人・取れる人が限られている現実。


労働時間の短縮、賃金保障がカギかなぁ。


ちなみに夫は、3週間は育休がとれたようです🍀

本当はもっと取りたかったようだけれど。

男性でも1年間とるのが当たり前、みたいな世の中になると良いなぁと。


ぜひ読んでみてください😊



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